= 地震後増え続ける、うつ、蕁麻疹、めまい、そして癌・・・ =
熊本地震から、3か月と少し経ちました。
地震直後には皆様から多くの励ましを頂き、実に感謝に堪えません。
この場を借りて、重ねてお礼を申し上げます。
私も含めて、一見、日常をを取り戻しつつも・・・
仮設住宅にやっと入居したばかりの人
諸事情でその仮設にも入らず、いまだに避難所暮らしの人
まだ普段の生活に戻れない方々が身近にも少なくありません。
阿蘇大橋の崩落に巻き込まれ、行方不明になった大学生の車もようやく見つかった所です。
ブルーシートで覆われたまま、修理も手つかずの屋根も減りません。
映画館など、熊本市内のシネコンはいまだに復旧のめどがたっておらず、
ショッピングセンターなどはやっと復旧し始めたばかりです。
熊本城も痛々しい姿のままです。
普段の生活に戻ったとみられる人も、本当は戻っておりません。
震災の爪跡はまだあちこちに見られ、人々の心の奥底に暗い影のように引っかかっています。
全く余談ですが、大人も子供も弱くなりましたね。
子供が部活できないのは可愛そうだ、中体連も予定通りやって普段を取り戻せ。
子供をPTSDから救おう。
はあ?と思います。
なぜ、一言
「命が助かったんだからガタガタ言うな!部活くらい辛抱しろ!どうやって立ち直っていくか、親の背中を気合を入れて見ていろ」 と言えないのか?
もちろん深いケアが必要な子もいます。
しかし大人が怯えていては、子供はもっと怯えます。
この強い言葉と姿勢で半数以上の子供は救われたはずです。
部活など辛抱させて、汗を流させ、親の手伝いでもさせておく。
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と、威勢のいい事を言ってしましましたが、これは、私自身がこうありたいという理想形ですので、なかなか現実は???ですね(T_T)。
今、地震から少し経過して、じわじわと、うつ、蕁麻疹、アレルギー、生理不順、めまい、そして癌のご相談が増えてきました。何故か熊本や九州以外、遠くは関東、東北、北海道からも、このご相談も増えています。
報道によるショックの連鎖?それは東日本大震災、さらに言えば中越や阪神淡路大震災から続く共有のものなのか? それに地震以外のストレスも重なっているのか?
この疲れは気鬱の引き金になり、気虚、腎虚を呼び、血虚を呼び、うつ、蕁麻疹、アレルギー、生理不順、めまい、そして体力、免疫力の低下から「癌」の引き金になります。
この部分をしっかり捉えないと、病院通いをしても完治は難しくなります。
まずは気力をしっかしもって、日本全体で頑張りましょう!
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